チャプター 16

マークの誕生

カミラ視点

痛みが波のように私を囲い込んでいた。眠りを奪うには鈍いのに、忘れさせてはくれないほど絶え間ない――何かが変わりつつあるのだと。もう私の身体は私だけのものではない。命を与える準備が整っていた。

夜明けまでには、支えなしでは歩けなくなっていた。侍女のミラはすぐに気づいた。

「奥さま……治癒師に診ていただきましょう」そう言う声には、張りつめた心配がにじんでいた。

彼女は私を支え、息を荒げる私を座らせた。片手で腹の脇を押さえる。赤ん坊が動いた。来る。私の息子。癒しと希望と、隠された真実を抱えたまま、幾月もお腹の中で育ててきた子。

ミラは素早く動き、走者を出してマー...

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